推し活って楽しいはずなのに、ふと「このままでいいのかな?」と不安になること、ありませんか?
- 推しに時間もお金もかけているけれど、将来どうなるんだろう
- 周りは結婚やキャリアを築いているのに、わたしはこのままで大丈夫?
- 推しが活動を終えたら、自分にはなにが残るんだろう…
この記事では、そんな不安に寄り添いながら「推し活の末路」についてリアルな視点で向き合っていきます。
読むと明確になることは、次のとおり。
- よくある “末路” のパターン
- “怖い末路” をたどらないための対策
- 推し活をハッピーエンドにするコツ
推し活に悩む時間こそ、自分に合った「推し方」を見つめ直すチャンスです。

この機会に少し立ち止まって、推しとの未来について考えてみましょう。
推し活の「末路」が怖くなる瞬間とは?


推し活を続ける中で、ふとした瞬間に「このままでいいのかな?」と不安になることがあります。
そんな「怖さ」を感じる代表的なタイミングは、次の3つです。
- 気づけばお金がないとき
- 推しになにか変化があったとき
- 周囲と自分を比べて虚しさを感じたとき
① 気づけばお金がないとき
- グッズ・ライブ・遠征費がかなりの額に
- クレカの請求書を見て冷や汗をかく
- 毎月ギリギリなのに、推し活を我慢できない
現場があるときはもちろん、現場がないときにもお金がかかるのが推し活です。
推しにかけたお金は「後悔してない」と思っていても、将来のことを考えると不安になりますよね…



お金に関する不安は、わたしもかなりの頻度で感じてきました。
② 推しになにか変化があったとき
具体的には、推しの卒業や引退、結婚、活動休止などです。
上記のような理由で推しに変化があると、
- 心にぽっかり穴があく感覚
- 「もう推すものがない」という虚無感
- 推しの幸せを願っていたはずが、複雑な気持ちに
上記のように自分の気持ちも変化します。
推し活の “楽しい部分” ばかり見てはいられなくなるんですよね。
自分の目の前が急に塞がれてしまうと、将来に不安を感じますし、これまでの推し活に疑問を感じることもあります。
③ 周囲と自分を比べて虚しさを感じたとき
- 友人の結婚や昇進がまぶしく見える
- 推し活をしている自分を責めてしまう
- 自分だけなにも進んでいない気がする
推し友と比べて「あの人すごいな」と落ち込み、リア友と比べて「みんな先に進んでる」と焦る…



こんな地獄をもう何度くり返したかわかりません。
そう分かってはいても比べてしまうのが、人間の生きづらいところですよね。
こんなときはメンタルがとことん落ちるので、推し活をやめることまで考えることもありました。
ネットで言われる「推し活の末路」とは?


- 破産・借金地獄
- 孤独・結婚できない
- なにも残らない虚無感・廃人
上記のように、ネット上には推し活の「負の側面」を強調した情報も多くあります。
よく見かける “怖い末路” の例を紹介しますが、これがすべてではないので、ご安心を!
① 破産・借金地獄
- 推し活のために借金・リボ払いを繰り返す
- ここまで課金したら引き返せないと感じる
- 返済のために副業や夜勤で、心も体もすり減る
このような投稿が SNS でも見られますが、これは “管理ができなかったケース” です。
わたしは破産こそしていないものの、クレカで実質的に借金しているような生活を送っていたことも…
実際には予算を決めて計画的に楽しんでいる人もたくさんいますよ。
② 孤独・結婚できない
- 恋愛より推しを優先してきた結果、出会いがない
- 結婚やパートナーのある生活を想像できなくなる
- 「推しがいればいい」は本音 + 言い訳にもなる
推し活は幸せな時間でもある反面、人との関わりを避けがちになります。
他人と会うくらいなら推しに会いたいし、推したい気持ちを理解してくれない人と付き合うなんて考えられない…!



気づけば友だちもほぼ全滅、恋人はいたことすら覚えていません(笑)
「そんな孤独な人生はイヤだ」と思ったかもしれません。
だからといって「推し活と恋愛、どちらか片方だけを選ぶ」なんて極端なことはしなくても大丈夫です。
自分に合ったバランスを見つけましょう。
③ なにも残らない虚無感・廃人
- 推しがいなくなって「自分にはなにもない」と思う
- 部屋に残った大量のグッズがむなしく感じる
- “推しがいた日々” がウソのように感じてしまう
わたしは過去に15年以上続けた推し活をやめたときに、上記のような気持ちを感じました。
当時はすごくつらかったけど、推しを思い出すたびに「自分には推しからもらった感情や経験がある」と感じます。
自分には「なにもなくない」し、残ったグッズにも、過ぎた時間にもウソはない。
好きな人を推した経験は「財産」として自分の中に残るんです。
推し活の末路を左右する3つのポイント


ネガティブな情報にふり回されないためには「自分の推し活がどうなっていくのか」を見つめることが大切です。
下記の観点から自分の推し活を見てみると、自分が “怖い末路” をたどる危険性があるかどうか分かります。
- お金と時間の管理ができているか
- 推し活以外にも人生の軸があるか
- 推し活をとおした「ビジョン」があるか
一緒に確認していきましょう。
① お金と時間の管理ができているか
- 推し活にどれくらい使えるか、予算を決めているか
- 無理せず、心地よく楽しめているか
- 生活に支障がない推し活は、立派な “趣味”
依存と趣味のさかい目は「自分を大切にできているかどうか」です。
自分を犠牲にした “楽しい” は長く続かないし、後から後悔することも多いです。



とくにお金には要注意で、無謀なお金の使い方は早めに見直しましょう。
② 推し活以外にも人生の軸があるか
- 仕事にやりがいを感じている
- 家族との時間もしっかり確保している
- 友だちと過ごす時間も大切にしている
心の支えがひとつに偏っている状態は「依存」です。
依存に陥ると、推しのちょっとした言動や変化にメンタルが大きく左右されてしまい、心のバランスをとりにくくなります。
友だちや家族、仕事など複数のものごとに心が支えられていれば、ひとつが折れてもくじける心配はありません。
「推し活」という枠の外で付き合える人間関係があるか、行動する理由があるか考えてみましょう。
③ 推し活を通した「ビジョン」があるか
- 「推しを応援する自分」を誇れるか
- 推しをきっかけに新しい挑戦や成長があるか
- 推しの努力や生き方から自分が刺激を受けているか
「ビジョン」とは、実現したい理想や未来、目指す姿のことです。
推し活が成長や自己実現とつながっていると、その時間が自分の人生に価値を与えてくれます。
わたしの場合、推し活をテーマにしたこのブログを運営することが成長でもあり、ビジョンの実現でもあります。
推し活の末路を「ハッピーエンド」にする3つの方法


不安な気持ちは、ほんの少しの工夫で和らげることができます。
自分の推し活の末路を「ハッピーエンド」にするためになにができるか、3つにしぼって紹介します。
- 予算を決めてお金と向き合う
- 推し活が自分に与えてくれているものを言語化する
- 推しがいなくなった未来の自分にも希望を持つ
大事なポイントなので、じっくり見ていきましょう。
① 予算を決めてお金と向き合う
- 月に使う上限額を明確にする
- 推し活専用口座や家計簿アプリを使って管理
- お金を守ること=推し活を長く楽しむこと
推し活とお金の関係は、切っても切れない関係にあります。
推したい気持ちを優先すると財布がきびしくなるし、かといって、推せないと悲しく惨めな気持ちに…
後悔しない推し活をするためには、金銭的に無理をしないように、お金の管理方法を工夫することが大切です。
② 推し活が自分に与えてくれているものを言語化する
- 推しを応援してよかったことを書き出す
- 得られた経験・人との出会い・心の動きに目を向ける
- 記録することで、推し活が「人生の宝物」になる
ただ「楽しかった」で終わらせずに、自分が推しからなにを受けとってきたか、書き出してみましょう。



記録には「推し活ノート」がおすすめです。
推し活ノートをつけることで、観劇後のリアルな感情を残しておけます。
推し活を通じて自分がなにを得たかが分かっていれば、後悔があっても「推し活は自分の宝だ」と思えますよ。
③ 推しがいなくなった未来の自分にも希望を持つ
- 推し活で育てた “好き” の感情はこの先も残る
- 推しがいなくなっても、自分の価値は減らない
- 今の経験が将来の自分を支えてくれる力になる
推し活は「推している時間だけに価値がある」のではありません。
現場に行ってなくても、推しが卒業しても、推し活をやめたとしても、推しと並走したすべての時間が「財産」です。
わたしもとある推しをやめた過去がありますが、今でも自分を支えている記憶がたくさんあります。
そんな財産が自分にはあると思うだけで「勝ち」じゃないですか?
まとめ|推し活の末路を決めるのは “自分自身”


- ネットで言われる「破滅的な末路」は、あくまで一部の話
- 生活を整え、自分を大切にすれば、推し活は人生の喜びになる
- 推し活に不安を感じたときは、ちょっと立ち止まって考えてみる
推し活の末路は、決してネガティブなものだけではありません。



自分の選択と行動次第で、自分らしく楽しめる推し活は実現できます。
このブログではそんなふうに「自分らしく楽しめる推し方を見つけるヒント」をお届けしていきます。
みんなで一緒に、心地よい推し活ライフをつくっていきましょう。
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